「ハローワークって何をするところなの?」
「ハローワークは誰が利用できるの?」
「ハローワークで利用できるサービスが知りたい」
ハローワークという場所があることは知っていても、具体的に何ができる場所なのか意外と知らないという方も多いのではないだろうか。
今回はハローワークで提供されているサービスについて、詳しく解説していくぞ。
ハローワークでは求職中や失業中に役立つサービスがたくさん提供されておる。ハローワークで活用できるサービスをチェックし、上手にハローワークを活用していってくれ。
ハローワークで利用できるサービス
ハローワークでは、次のようにとても多彩なサービスが提供されておる。
- 求人検索
- 就職支援
- 職業訓練の相談
- 失業保険の受給手続き
ここからハローワークで利用できるサービスについて、一つずつ詳しく説明していくぞ。
求人検索
一つ目は、求人の検索をすることができる。ハローワークに設置しているパソコンを使って、希望にマッチする求人を探すことができるのじゃ。
ハローワークでは各地域に密着した求人の取り扱いも多く、求人サイトには掲載されていないような求人に出会える可能性もあるぞ。
窓口の職員に相談すれば、求人に関する詳細を企業に直接問い合わせてくれることもある。疑問や不明点があれば、遠慮せずに職員に相談し不安を解消するのじゃ。
求人へ応募する際も職員が企業に連絡し選考日程の確認をしてくれるので、気になる求人を見つけたらまずは窓口の職員に相談するのじゃ。
就職支援
二つ目は、就職支援じゃ。具体的などのような就職支援があるのか一例を紹介すると、応募書類の書き方から面接対策といった選考対策やセミナー、就職活動の方がわからないという者のために就職相談等も行われておる。
ハローワークでは多彩な就職支援が行われておるので、自分に合ったものを上手く活用するのじゃ。
職業訓練の相談
三つ目は、職業訓練の相談じゃ。職業訓練とは、希望する仕事に就くために必要なスキルの習得が行える公的制度じゃ。
webや経理・介護など、実に多彩なコースが用意されておる。受講期間はそれぞれコースによって異なるが、3か月~6か月程度が一般的じゃ。
基本的には無料で受講が行えるぞ。通常、何かスキルを身に着けるためにスクール等に通うとなると、高額な費用が発生するケースが多いものじゃ。その点、職業訓練であれば、費用の心配もいらん。スキル不足を理由に、就職活動に悩んでおる者はチャレンジしてみるといいじゃろう。
ただし、職業訓練は希望すれば、誰でも受講できるわけではない。職業訓練を受けるには、ハローワークで申請を行い選考に合格する必要があるのじゃ。職業訓練の制度を十分に理解し、計画的に受講を進めていこう。
失業保険の受給手続き
四つ目は、失業保険の受給手続きじゃ。受給条件を満たしていれば、申請を行うことで失業期間中につき前職の給与の50%~80%が受給できるのじゃ。
仕事をしておらず一定の収入がない中で、安定して生活を送りながら求職活動を進めていくには失業保険はとても大切になる。受給資格を満たしている場合は、忘れずに申請を行うのじゃ。
なお、失業保険の受給手続きを行うためには、次のものが必要になる。
- 離職票
- 身分証明書
- 印鑑
- 写真(2枚)
- 通帳もしくはキャッシュカード
失業保険の受給手続きに行く際は必要なものを確認し、しっかり準備を整えてからハローワークへ行くのじゃ。
また、当然のことじゃが、虚偽の申告をするのはいかんぞ。虚偽の申告をした場合は不正受給となり、当然受給は受けられなくなる。
それだけでなく、悪質性が高いと判断された場合は、不正受給した倍額の納付を求められことや詐欺罪に問われるなどの非常に重い処分が下ることもある。
失業保険や受給資格について正しく理解したうえで、失業保険の申請や受給を行うのじゃぞ。
ハローワークの利用登録をしよう
ハローワークのサービスを利用するには、利用登録が必要じゃ。登録はとても簡単に行うことができ、求職申込表に名前や生年月日等の必要事項を記載し、ハローワークの窓口に提出するだけでOK。記載内容に問題が無ければ、その場ですぐに登録完了となる。
まとめ
ハローワークでは紹介したように、求人を探せるだけでなく就職支援や失業保険の手続きと多彩なサービスが提供されておる。職業訓練の相談などハローワークならではのサービスも提供されておるぞ。目的に応じて上手にハローワークを活用し、ぜひ希望する就職を叶えてくれ。