この記事を読んでいるお主は、おそらく、内定が出たということじゃろう。
まずは、内定おめでとう!!今までよく頑張ったのう!
仕事をしながらの転職活動は、とても大変だったじゃろう。
内定先の新しい会社で、輝ける未来が待っていること、そしてお主のさらなる活躍を祈っておる。
と、希望に胸を膨らませているところに水を差すようで申し訳ないのじゃが、今回は「内定後に注意してほしいこと」を伝えたいのじゃ。
内定が決まるとどうしても気が緩んでしまいがちじゃが、そういった気の緩みが後々のトラブルに発展してしまうこともある。
内定後のトラブルを防ぐために「注意すべき点」や「最低限やるべきこと」を紹介するぞ。
内定がもらえても、油断は禁物
「憧れていた会社に入れる!」
「やっと年収が600万になる!」
「今度は土日休みの仕事だ!」
などと、期待に胸が膨らむのもわかる。
じゃが、1番伝えたいのは、内定がもらえたからといって決して油断しないでほしいということじゃ。
今回お伝えする内容は、すべて「実経験から学んだ内定後のトラブル防止策」じゃ。
準備しておくことでトラブルを未然に防ぐことができる。
ここはもう一度気を引き締めて、次で紹介する内定後に準備すべき3つのことをオススメする。
転職後のトラブル防止!内定後に準備すべき3つのこと
それでは「準備すべき3つのこと」について、具体的な話をしていきたいと思う。
面倒くさくても、必ずやっておくのじゃ。
1.雇用条件を再確認しよう
皆のものは何らかの求人票を見て、会社に応募し、内定をもらったはずじゃな。
求人票には「給与」や「賞与」、「休日」や「福利厚生」など、細かな情報が記載されており、その条件をもとに転職活動をしてきたことじゃろう。
その雇用条件が、入社後も適用されるのかを再確認してほしいのじゃ。
と思ったら、要注意じゃ。
もちろん、求人票に書いていない条件で雇用するのはご法度。
じゃが、実際に「求人票と入社後の条件が違っていた」なんてことは、ごまんとあるのじゃ。
特に小規模のベンチャー企業は要注意じゃ。従業員数が少なく、会社の制度が確立されていない会社は、社長の一声で簡単に雇用条件が変わるからじゃ。
また、内定から入社までに3ヶ月以上空いてしまう場合も、きちんと確認しておくべきじゃ。
もし面接などで「口頭で給与交渉をした人」がいたら、必ず紙かデータで形に残しておくことじゃ。
入社後に「言った・言わない」でトラブルになるケースも山ほどあるからの。
2.内定通知書をもらおう
雇用条件を確認したら、お次は内定通知書を発行してもらうのじゃ。
内定通知書とは、その名のとおり「あなたに内定を出しますよ」という旨が書かれた社印入りの正式書類じゃ。
多くの場合、内定通知書に「給与」や「入社日」などが記載されているので、これがあれば安心していいと思う。
ただ、会社によっては内定通知書をわざわざ出していない所もある。
そういった場合は
と伝えれば発行してもらえるじゃろう。
※もし発行を拒否されたなら、「この会社は怪しい」と疑って問題ないじゃろう。
内定通知書を出す手間は微々たるもの。それが発行できないということは、何かしら後ろめたいことがあるのかも。
3.入社後に必要なものを確認しよう
求人票や内定通知書に記載がないもの、それは「入社後に必要なもの」。パソコンや筆記用具、ノートや付箋など、会社側が用意してくれるケースが多いものの、意外な落とし穴があったりする。
ワシが聞いた話で1番困ったというエピソードが「営業なのに、社用携帯が支給されなかった」ことじゃった。
要は自分のスマホを使って営業活動をするということじゃ。
「ありえない」と思うかもしれんが、その会社では「どうせ転送するんだし、自分の番号でかけるわけじゃないんだから、問題ないでしょ」という考えだったのじゃ。
上記のような例もあるので、内定後に必ず確認することじゃ。
気持ちよく退職するための「最低限のマナー」
「内定後にやること」について伝えたが、最後に少しだけ、いま勤めている会社を退職するときに最低限やってほしいことを話するぞ。
・お世話になった人へご挨拶する
人によって退職する理由はさまざま。もしかしたら上司が嫌いで辞めるのかもしれないし、チームに馴染めなくて辞めるのかもしれない。
それでも、会社に所属する人間として、まわりの人たちにお世話になったことに変わりないはずじゃ。
もしかすると転職後に客として会うかもしれないしの。
挨拶は社会人の「基本のキ」。もし気が進まなくても、挨拶だけは必ず回るように。
・引き継ぎをきちんとする
最後のさいごで気が抜けてしまいがちなのが「引き継ぎ」。
お客様の連絡先はすべて伝えたか?
パスワードの伝え忘れはないか?
マニュアルの記載漏れはないか?
「やっと引き継ぎが終わった!」と思った瞬間こそ、もう一度確認をしてほしい。100%にすることは難しいかもしれんが、あとに残った人のため、心をこめて引き継ぎをしてほしい。
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まとめ
「内定後にやること」について、体験談も含めて伝えてきたが如何じゃったか。
環境が変わるときにトラブルはつきもの。しかし、この記事を読んで事前に防げるトラブルが防げたなら幸いじゃ。