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転職に活かせる自分の強みの見つけ方!

2021年10月18日

転職を考えているけれど
「職務経歴書に書ける強みがない」

「自分の価値がわからない」

「自分に自信がない」

などなど、まわりを見渡せば自分より仕事ができる人ばかりで、気づいたら他人と比較して落ちこんでしまう。

しかし、強みのない人間なんておらんはず。実は自分自身がその見つけ方に気づけていないだけ。

今回は「自信がないと感じているあなた」に、自分の強みの見つけ方についてお伝えしていくぞ。

 

「自分には強みがない…」それは気づいていないだけ

 

冒頭にお伝えしたとおり、強みのない人間はおらんといえる。

これだけは断言できる。

それはワシ自身がさまざまな人を見てきたからじゃ。

今まで面接してきた求職者の人数は数千人。正社員、契約社員、アルバイト、パート、業務委託まで、さまざまな採用を経験してきた。

 

・専業主婦をしていて15年ぶりに社会復帰をする人

・前職をうつ病で退職し、職業訓練を転々としている人

・10年事務職で働いたが、書ける実績がないという人

 

ここには到底書ききれないほどの「自分に自信がないと感じている人」に出会ってきた。

「転職したい」という意欲はあるのに、自分の強みがわからないまたは見つからなくて自信をなくしている。

 

でも、面接で求職者と話していると感じるんじゃ。

「〇〇な所が良いのに、なんで自己PRに書かないんじゃ」

「その思考が長所なのに、短所だと思いこんでいて勿体ない」

「すごく良いスキルを持っているのにうまく伝えられていない」

と言う具合に皆、自分の強みに気づけていないだけなんじゃ。

 

誰でもスキルが書ける!転職に役立つ「強み」を見つけよう 

 

ここからは、具体的な話をしていくぞ。

お主の強みを見つけるキッカケが必ずあるはず。ぜひ、参考にしてみてほしい。

特に「自分に自信がない人」に向けて話を進めていくので、すでに「自信満々!もっと高みへ!」という人には物足りない内容となってしまうことを謝っておく。

 

・コミュニケーションスキル

 

「コミュニケーション」というと、どんなイメージがあるかの?

誰とでも積極的に話せたり、明るくほがらかで輪の中心にいるような人物を思い浮かべるかのう?

 

もちろん、それも立派なコミュニケーションスキルじゃ。

でも本来「コミュニケーション」とは、対人すべてに関わることを指すもの。

 

例えば以下の場合もコミュニケーションに該当する。

 

・どんな人の話も、最後まで聞くことができる(傾聴力)

・「ちょっと違うな」と思うことを、指摘することができる(否定力)

・小さな仕事や雑用でも快く受け止めて業務遂行することができる(許容力)

・積極的な発言は苦手でも、輪を乱さずチームに馴染める(協調力)

 

如何じゃろうか。意外なほど「普通のこと」が並んでいないかの?

これも立派なコミュニケーションスキルであり、お主の強みになる。

 

ひとつ例を取り上げて、具体的にイメージしてみるとしよう。

 

・積極的な発言は苦手でも、輪を乱さずチームに馴染める(協調力)

 

転職において「積極性」が重要視される会社は多い。でも、何がなんでも絶対に必要なスキルではない。

驚くかもしれんが、むしろ「消極的でも良いから輪を乱さないおとなしい人が欲しい」という求人だって、ごまんとあるのじゃ。

こんな求人のケースであれば、そのコミュニケーションスキルは強みになるということじゃ。

 

・セルフマネジメントスキル

 

セルフマネジメントスキルは、その名の通り「自己管理」に関するスキルじゃ。

体調やメンタルの管理も含むが、状況に応じて自分を管理できるかどうか、という面を見る。

 

・仕事が辛くて大変な時期もあったが、黙々とやり遂げることができた(忍耐力)

・どんな状況でも、チームのルールを守ることは絶対だと思っている(規律性)

・納得のいかない説明をされたが、飲み込んだ(曖昧力)

・心配性なので何度も工程を確認し、業務を進める(慎重力)

 

前述したコミュニケーションスキルと同様、すごく「普通のこと」ではないじゃろうか。

もしかすると、普段からあなたが自然に、かつ無意識にできていることかもしれん。

こういった視点で考えれば自分の強みの見つけ方が見えてこないじゃろうか?

そしてこれが強みとして自己PRに書けるかもしれないということじゃ。

 

例えば、日本企業においては特に「忍耐力」は強みとされる。

 

・仕事が辛くて大変な時期もあったが、黙々とやり遂げることができた(忍耐力)

 

仮に仕事をやり遂げたことがイヤイヤだったとしても、投げ出さずにやり遂げたと言うことは素晴らしい強みとなる。

もちろん、自己PRに「イヤイヤでしたが」なんてことは書けないが(笑)
でも、やり遂げた事実は変わらないはずじゃ。

こうやって考えていけば自分にはどういう強みがあるのか見つけることができるのじゃ。

 

見つけた「強み」を自分に落としこもう 

 

自分の強みが見つかった。さて、履歴書や職務経歴書にしっかりと書き込んで完成!…では終わりじゃないぞい。

 

ここでひとつ。

ワシが面接で度々感じていたことを、少し話するとしよう。

それは「自己PRに◯◯力と書いてあるのに、全然自信がなさそう」ということ。

 

強みを見つけて書類に書いたまでは良いが自分に自信がなく「うまく喋れない」という場合じゃ。

これでは、せっかくの努力が水の泡になってしまう。

 

「やっぱり面接は怖い、緊張する」という人も非常に多いと思う。

しかし、面接は「慣れ」や「場数をこなす」ことが必要じゃ。苦手なら練習が必要だし、話せないなら話せるようにしなくてはならない。

 

お主が見つけた強みは、嘘ではないはず。自信がないかもしれないけど、その強みは事実のはずなんじゃ。

だから自信を持って、面接でPRして欲しいのじゃ。

 

せっかく見つけた強みを転職で活かせるよう、しっかりと自分に落とし込んで、話せるように対策をしておくことじゃ。

 

まとめ

 

「自分に自信がない」という人に向けて、強みの見つけ方を話してきたが、如何じゃろうか。

強みのない人間なんて1人もいないということが伝わったかのう。

逆に「自信がある」という人のほうが稀なんじゃ。

大事なのは自分としっかり向き合って、自信が持てるように少しずつ進んでいくこと。
この記事がお主の強みの見つけ方の参考になれば幸いじゃ。

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王様

転職するならDAMA、略してTENDAMAというとある国の王様です。
お仕事や転職にまつわる話をメインに執筆中。このブログを見た方が幸せになれることを祈って日々ブログを更新しています。

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