「好きなことをして過ごしたいな」
「趣味が仕事になんて幻想でしょ?」
好きな趣味が仕事になったら!? 考えただけでも、ワクワクすると思わんかの?
今回は趣味を仕事にすることについて考えてみたいと思う。
1.好きなことや趣味が仕事に
趣味とは、自分が好きで、 誰に指示されなくても、自発的にやる。 儲けようが、無償だろうが関係ない。 好きでやっていることなので、いくら時間を費やそうとも苦ではない。
それが趣味じゃ。
もしこれが仕事になったら、どんなに最高だろう。 だって、好きなことだけして、お金をもらえるのじゃ!
こちらはゲーム好きなら仕事に活かすべき!?という内容の記事じゃ。
2.趣味が仕事になったら
趣味をやっていくうちに、気が付いたら仕事になった者もいるじゃろう。
また、趣味を仕事にしようと決意し、思い切って仕事をやめた者もいるじゃろう。
始めのうちは、収入も少なく、食えないかもしれない。 貯めた貯金を食いつぶしていく。 だけど、好きなことなので、なんとかやっていける。
ほどなくして、ぼちぼちと食べて行けるようになる。
もし、いつまでも食べていけないのなら、修正が必要じゃ。 やり方を変えてみるか? もう少しがんばってみるか?
とにかく、自分で、いつまでがんばるのか期限を設けた方がいい。 もし、うまく行かなかったとしても、 また仕事を探して、それを趣味に戻せばいい。 たったそれだけじゃ。
さて、趣味が仕事になった人に話を戻す。
好きな趣味だけをやって、生活ができるようになると、 24時間365日、仕事づけでも構わない。 過労死なんて他人事、好きなことだけやって、過労死になる奴なんかいない。
しかし、趣味を仕事にしたということはプロである。 報酬が発生するからじゃ。
プロ = 報酬
だからじゃ。
よくプロ顔負けという腕前を披露する人がいる。 残念ながら、プロではない。
報酬をもらってはじめてプロであるからじゃ。 責任の取り方も含め、プロは違うのじゃ。 仕事にしている以上、気合が違うのである。
趣味が仕事になると、 好きなことだけに、結果に対して、見る目が厳しい。 どこで妥協するのか、が問題となる。
というのは、満足いく成果ができるなんて、ほとんどない。 出来た!と思えることは稀なのじゃ。
どこかで妥協がないと、いつまでも仕事を完成しない。
終わりのない世界、完成のない世界。
3. 妥協はプロの裁量
成果に対する妥協もそうだが、 お金の妥協をどこまでするのか?
その妥協は、プロの醍醐味じゃ。
趣味が仕事へなった後は、仕上げた仕事の成果は、 報酬が基準となる。
常に、報酬が見合うかどうか、と考えて仕事をするようになる。
仕事となったのだから、当然じゃ。
例えば、見合わない金額を提示されたとする。
断ってもいいが、それを受けたことで、広がっていくこともある。
みなに知ってもらえるチャンスかもしれない。
見合わない報酬でも、 受けるか、受けないか。
正解はない。
しかし受けた方が、次につながっていくことも大いにあるのじゃ。
妥協も楽しめてプロと言えるのかもな!
4. 妥協の連続はだめ
認知されるまでの妥協はOKじゃ。 しかし妥協の連続はダメじゃ。 いつも間にか、それが相場になり、値上げができなくなる。
それに、妥協の連続を止めないと、 自分のモチベーションにも関わる。
モチベーションが下がり続けると、好きで始めた仕事は、 いつのまにか、ただの仕事に成り下がる。
ただの仕事に成り下がると、前の状況に戻る。
また好きな趣味を探し始める。
仕事 + 趣味へ。
せっかく、趣味を仕事にすることができたのに。
人として、好きな事をして、バランスを取り出すのじゃ。
笑えない現実じゃ。
5. もっと上に昇る
趣味を仕事にして、それが、さらに突き抜けた者がいる。
極めて、その道の第一人者となるものじゃ。
そうなると、お金はもちろんだが、名声や名誉がついてくる。
人間国宝に、なる人もいるかもしれない。 皇居にも呼ばれ、勲章を授与するかもしれない。 そうなってくると、ますます名声があがる。
報酬額もドンと上がる。
雑誌やTVで意見を求められ、マスコミでの発言権も強くなるかもしれない。 著名人などが集まるところに呼ばれるかもしれない。 合う人物が変わってくる。 世界が変わってくる。
趣味をただの仕事に終わらせるのか? さらに極めていくのか?
好きなことなら、続けられる。 工夫もするし、様々なアイデアが浮かぶ。
常に初心を忘れないことが、案外、ポイントかもしれない。
6. まとめ
すべての人が、趣味を仕事にする必要がない。
自分が好きだからやっているのであって、お金をもらう必要などない、 あえて、仕事にする必要もない。 と、趣味を趣味のままで置いておくことも当然じゃ。
趣味の時間を作るために、休みが多くて、残業もない。 できたら給料も高めで…と待遇だけで会社を選ぶのもありだろう。
幸せな人生をおくれるのかもしれない。
会社選びは、人それぞれ。
自分がどう生きたいか、ということを自問自答してみよう。 おのずと自分のやりたいことや、会社が見つかっていくことだろう。