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会社を辞めたいのに辞められない。退職するために取るべき行動とは

2022年2月24日

「早く転職したいのに、会社に引き留められて退職できない」

「会社が退職を認めてくれない」

「会社から脅迫まがいの脅しにあって困っている」

など転職をしたくても、すんなりと会社を辞めることができないこともあるもの。

今回はなかなか会社を退職できないときはどうすれば良いのか、対処法や困ったときの相談先をお伝えする。

参考になれば幸いじゃ。

 

基本的に退職は自由にできる

会社が退職を認めてくれないと会社を辞められないと思っている方も多いじゃろうが、実は会社の許可を得なくても退職することはできる

なぜなら、法律で労働者が退職の意思を伝えてから2週間後には退職できることが定められておるからじゃ。

ただし、この法律が適用されるのは雇用期間の定めがない場合のこと。雇用期間の定めがある場合は、退職できないケースもあるので注意してくれ。

 

雇用期間の定めがある場合

雇用期間の定めがある場合は、契約開始からの日数がポイントになる。

契約開始から1年未満の場合は、原則として決められた雇用期間の間は退職することはできない。ただし、病気やけがなどやむを得ない事情がある場合は、退職できることもある。

だからと言って、一方的に退職を申し出て、会社を辞めるのはいかんぞ。雇用期間の定めがあり退職をしたい場合は、会社としっかり話し合うことが大切じゃ。

また、契約開始から1年以上経過している場合は、自由に退職できると法律で決められておるぞ。

 

会社を辞められないときの対処法

社員を退職させたくないときには、会社はいろんな手を使って引き止めてくるもの。

会社を辞められない時はどうしたらいいのか、ケース別に対処法を紹介していくので参考にしてもらえると幸いじゃ。

 

退職届を受け取ってもらえない

退職届を提出しても受け取りを拒否される場合は、内容証明郵便で退職届を送ると良い

内容証明郵便を使えば、「いつ」「誰から誰へ」「どのような内容の郵便を送付したのか」を証明することができる。

そのため、万が一会社に退職届を受け取っていないとシラを切られても、退職届を送付した事実はしっかりと証明することができるので安心じゃ。

 

後任が見つかるまで退職を認めてもらえない

後任が見つかるまで引き留められたとしても、会社の指示に従う必要はない。紹介したように退職は労働者の意志によって自由にできるものじゃ。

ただし、退職者するとなると引き継ぎが必要で、会社も新しい人材を見つけなければならない。新しい体制をつくるにはある程度時間が必要になることは、理解しておかなければいけないぞ。

そのため、円満な退職を望むなら、会社を困らせないようにある程度日程に余裕を持って退職の意志を告げることも大切じゃ。

 

懲戒解雇にすると言われる

退職を申し出ると「懲戒解雇にする」と脅しのようなことを言われるケースもある。こんなことを言われると、

女の子
解雇されたらどうしよう

と不安になり、退職を躊躇してしまうかもしれんが全く気にする必要はないぞ。

犯罪を犯すなど解雇に値する正当な理由がない限り、懲戒解雇になることはない。万が一、特に問題行動を起こしていないにも関わらず懲戒解雇にあった場合は、弁護士など専門家に相談をするのじゃ。

懲戒解雇になると退職金ももらえないうえに、経歴に傷がつくことになり今後のキャリアにも大きな影響が出てしまう。不当な解雇は早急に撤回してもらうのじゃ。

 

退職できないときの相談先

なかなか退職させてもらえず自分一人の力では問題の解決が難しそうな時は、労働基準監督署や退職代行サービスに相談してみるのも一つの手じゃ。

退職問題の解決に力をかしてくれる、労働基準監督署や退職代行サービスについて詳しく説明していくぞ。

 

労働基準監督署

労働基準監督署は、事業所が法令を守って運営をするように監督や指導を行う機関じゃ。

労働問題について相談を行うことができ、適切なアドバイスがもらえる。相談内容に応じて、是正するよう会社を指導してくれることもあるのじゃ。

また、労働基準監督署へ相談すると言うだけでもプレッシャーをかけることができ、退職が認められるかもしれないぞ。

 

退職代行サービス

退職代行サービスは、退職したい本人に代わって退職の手続きを代行してくれるサービスじゃ。

退職代行業者によっては即日退職に対応しており、非常にスピーディーに退職を迎えることもできる。

めんどうな退職交渉を全て担ってもらえるので、ストレスなく退職できるのも嬉しいポイントじゃ。

 

まとめ

退職は基本的には本人の意志によって自由にできるものじゃ。

会社が退職を認めてくれないから、会社を辞められないなんてことはない。それに、退職問題に困ったときに頼れる、労働基準監督署や退職代行サービスといった機関もあるので安心するのじゃ。

会社が辞めさせてくれないからと泣き寝入りしてしまうのではなく、気持ちよく退職し次への一歩を踏み出すのじゃ。

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王様

転職するならDAMA、略してTENDAMAというとある国の王様です。
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